非凡なる凡人将軍 下村定

非凡なる凡人将軍 下村定

出版社: 芙蓉書房出版
著者:
  • “帝国陸軍の骨を拾った”最後の陸相下村定の初の評伝。陸大卒業から陸軍解体、巣鴨拘置所収監、事故死するまでの半生を描く。
  • “帝国陸軍の骨を拾った”最後の陸相下村定(しもむらさだむ)の初めての評伝。陸大卒業から陸軍解体、巣鴨拘置所収監、そして交通事故死するまでの半生を描く。
  • “帝国陸軍の骨を拾った“帝国陸軍の骨を拾った”最後の陸相下村定(しもむらさだむ)の初めての評伝
    陸大首席卒業、長期の欧州駐在の後、エリート軍人の階段を駆け上がった下村は、地味な存在だったため、これまで取り上げられる機会が少なかった。
    しかし、「陸軍解体」の責任者という大仕事をやり遂げた人物である。
    昭和20年の第89帝国議会で、当局者でありながら陸軍の政治干渉を糾弾し、“火元は陸軍”とその責任を認めて国民に謝罪した。
    陸大卒業から陸軍解体、巣鴨拘置所収監、そして交通事故死するまでの半生を描く
    )の初めての評伝。
    陸大首席卒業、長期の欧州駐在の後、エリート軍人の階段を駆け上がった下村は、地味な存在だったため、これまで取り上げられる機会が少なかった。
    しかし、「陸軍解体」の責任者という大仕事をやり遂げた人物である。
    昭和20年の第89帝国議会で、当局者でありながら陸軍の政治干渉を糾弾し、“火元は陸軍”とその責任を認めて国民に謝罪した。
    陸大卒業から陸軍解体、巣鴨拘置所収監、そして交通事故死するまでの半生を描く
  • 序 章 ある交通事故
    第一章 陸軍大学校卒業講演
     首席の講演「マルヌ河の会戦」
    第二章 民本主義の渦のなかで
    大正陸軍の始まり/戦乱後のフランス駐在武官に/軍隊とデモクラシー/参謀本部作戦課に配属/ジュネーブ軍縮会議代表団の一員に
    第三章 暴支膺懲の嵐のなかで
    第一次上海事変/参謀本部第四部長に/上海海軍特別陸戦隊の十日間/参謀本部第一部長に/南京政府の背後にいたドイツ軍事顧問団/上海戦線「二〇三高地」攻略戦/決行・杭州湾上陸/蘇州―嘉興ライン(制令線)が追撃の限界点に/制令線の撤廃/第七十五回帝国議会での斎藤隆夫の演説
    第四章 大陸の風の中で
    病魔とのもう一つの戦い/第十三軍司令官として戦場へ/下村暗殺未遂事件
    第五章 軍解体の宿命のなかで
    北京で迎えた終戦/東久邇宮内閣の陸軍大臣に就任/八月二五日の勅諭と陸海軍消滅への道のり/急ピッチで進んだ「前例無き復員」/湯恩伯将軍の温情/どさくさまぎれの軍需品不正処分問題/戦争責任裁判法に下村は反対/陸軍最後の日までの残された時間/陸軍の政治干渉を糾弾した第八十九回帝国議会での下村演説/帝国陸軍最後の二日間
    終 章 巣鴨拘置所の一年

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