障害の重い子どもの発達理解ガイド

障害の重い子どもの発達理解ガイド

出版社: 慶應義塾大学出版会
著者: 徳永 豊、田中 信利、立岡 里香
  • 乳児の発達とその系統性を基礎として、障害の重い子どもの目標設定のための、確かな根拠を提供する。
  • 乳児の発達とその系統性を基礎として、障害の重い子どもの目標設定のための、確かな根拠を提供する。さらに、発達の系統性や発達段階ごとのつながりを活用し、学びの順序性について実践事例で解説する。
  • 最新の研究を踏まえた乳児の発達理解が基本!
    乳児の発達とその系統性を基礎として、障害の重い子どもの目標設定のための、確かな根拠を提供します。さらに、発達の系統性や発達段階ごとのつながりを活用し、学びの順序性について実践事例で解説します。
    「Sスケール(学習到達度チェックリスト)」をさらに活用するための必読書。
    *本書を購入すると、「段階意義の系統図」「段階アップのポイント」を利用できます。
    ▼『障害の重い子どもの目標設定ガイド』の読者の声を反映した続編。
    ▼購入者特典として、教科指導のためのツール「段階意義の系統図」「段階アップのポイント」をwebにて提供。
    障害の重い子どもは一人ひとりの発達水準が異なるため、近年の特別支援教育においてはその子どもに合った指導や支援を行うことが求められている。
    本書は、前作で十分にとり上げられなかった「発達段階」をテーマに、重度の障害をもつ子どもの発達段階に合わせた教科指導の方法を提示する。
  • 刊行に寄せて――子どもの学びの充実に向けて――
    はじめに
    第1章 障害の重い子どもの目標設定と実態把握
     1.子どもにとっての「学び」とは
     2.学びのための発達の最近接領域
     3.学びの状況の把握--実態把握
     4.Sスケールとは
     5. 発達段階の意義とは
     6.まとめ
    第2章 学びの状況把握のための枠組みと、発達とのつながり
     1.学びの状況把握をするために
     2.学びの状況を把握するための枠組みのタイプ
     3.学びの系統性とは
     4.まとめ
    第3章 乳児期における発達の諸相
     1.発達初期の大まかな発達とその特徴
     2.発達の相互関連と障害による影響
     3.発達初期における大人の関わりの役割
     4.まとめ
    第4章 Sスケールにおける発達段階の意義についての解説
     1.発達初期において節目となる時期とその諸特徴
       新生児期(スコア1)/生後2カ月頃(スコア2)/生後4カ月頃
       (スコア4)/生後6カ月頃(スコア6)/生後8カ月頃(スコア
       8)/1歳頃(スコア12)/1歳6カ月頃(スコア18)
     2.発達初期のレベルにおける各教科の内容
       チェックリストの行動項目の記号化について/発達初期のレベルに
       おける国語の教科/発達初期のレベルにおける算数の教科/発達初
       期のレベルにおける教科指導のあり方
    第5章 実態把握、目標設定のつながりとその段階アップ
        ――発達段階の意義を活用した実態把握と目標設定
     1.学びの状況把握の現状
     2.事例を通しての発達段階の意義の確認
     3.事例①:A児(7歳2カ月)の場合
     4.事例②:B児(9歳9カ月)の場合
     5.事例からみた発達段階の意義と目標設定
    第6章 発達段階の意義に基づいた国語科指導の実際
     1.事例:C児の場合
     2.Sスケールによる実態把握
     3.指導目標と指導内容・方法の設定
     4.指導の実際と子どもの変化
     5.学習評価
     6.まとめ
     Column各スコア(1~18)での発達段階の意義〈2019〉
     「段階意義の系統図 2019」「段階アップのポイント 2019」の使用に
     ついて
     執筆者紹介

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