ナチズムは再来するのか?
出版社: 慶應義塾大学出版会
- 現代社会を覆うポピュリズムに、ドイツを代表する研究者たちが歴史の経験から警鐘を鳴らす。
- 当時の政治社会状況と現在の状況との、共通点とはなにか。現代社会を覆うポピュリズムに、ドイツを代表する研究者たちが歴史の経験から警鐘を鳴らす。ヴァイマル建国100年を記念してメディアミックス的にまとめた注目の書。
- 民主主義は危機にあるのか?
当時、世界で最も民主主義的な憲法をもちながらも、
わずか14年でナチスに破壊されてしまったヴァイマル共和国。
当時の政治社会状況と現在の状況との、共通点とはなにか。
現代社会を覆うポピュリズムに、ドイツを代表する研究者たちが
歴史の経験から警鐘を鳴らす。
ヴァイマル建国100年を記念して、ラジオ・新聞でメディアミックス的に
展開されたエッセイを一冊にまとめた、注目の書。
(原著:Weimarer Verhältnisse? Historische Lektionen für unsere Demokratie, Reclam, 2018) - まえがき
第1章 〈政治文化〉 理性に訴える
第2章 〈政党システム〉 敵と友のはざまで
第3章 〈メディア〉 政治的言語とメディア
第4章 〈有権者〉 抵抗の国民政党
第5章 〈経済〉 ヴァイマル共和国の真の墓掘人――問題の累積をめぐって
第6章 〈国際環境〉 番人なき秩序――戦間期の国際紛争状況と軍事戦略の展開
第7章 〈外国からのまなざし〉 不可解なるドイツ
おわりに 警戒を怠らないということ
ヴァイマル共和国略史
訳者あとがき
編著者・訳者紹介