ほんものの学びに夢中になる

ほんものの学びに夢中になる

出版社: 北大路書房
著者: ローレン・ポロソフ、山元 隆春、竜田 徹、吉田 新一郎
  • 学習内容,自分たちの学習課題,学びあう仲間や教師との間に,豊かな関係性が築かれる時,子どもは夢中になって学び出す。
  • 子どもたちが真の「学びに夢中になる」ための授業デザインとはどのようなものか。学習内容,自分たちの学習課題,学びあう仲間や教師との間に,豊かな関係性が築かれる時,子どもは夢中になって学び出す(Authentic Engagement)。本書では,その指針や指導法のアイディアを多角的かつ豊富に掲載。
  • 訳者まえがき
    謝 辞
    はじめに——「ほんものの学びに夢中になる」を定義する
    PARTⅠ 学習内容に夢中になる
    第1章 インクルーシブな(誰も排除しない)学習材
    1 鏡と窓
    2 大きな姿見と出窓
    3 複合的差別を可視化するインクルーシブさ
    4 地域社会や現在について考えるインクルーシブさ
    5 本だけに限らない
    6 クリティカルな振り返りを歓迎する
    7 使う学習材の変更を考える
    8 学習材を見つける
    9 学習材の選択システムを問い続ける
    10 まとめと次章の予告
    第2章 生徒と学習内容を結びつける問いかけ文
    1 授業に生徒の興味・関心を位置づける
    2 生徒の興味・関心を探る
    3 生徒の興味・関心だけで決めつけてしまう
    4 生徒の興味・関心の先を見据える
    5 授業で指示的バリエーションを使う
    6 意味の発見と形成
    7 まとめと次章の予告
    第3章 方向づけるリチュアル(儀式)
    1 教室の儀式を使うのはいつか
    2 新しい単元への移行
    3 単元内のトピック間の移行
    4 単元から次のステップへの移行
    5 まとめと次章の予告
    第4章 価値観に基づく課題選択
    1 課題の選択候補を考え出す
    2 課題の多様性
    3 チョイス(選択)・ボード
    4 生徒の「声と選択」をクリティカルに見る
    5 価値観に基づいた課題選択を促進する
    6 価値観に基づく選択の評価を促進する
    7 生徒に学習課題の選択肢を与えることの限界
    8 まとめと次章の予告
    PARTⅡ 自分たちの課題に夢中になる
    第5章 ポジティブな課題
    1 現実世界への貢献としての学習
    2 自己表現としての学習
    3 自己形成としての学習
    4 ポジティブな課題を設計する
    5 ポジティブな課題を思いつくために
    6 まとめと次章の予告
    第6章 自立性を引き出す活動プロセス
    1 なぜ生徒は自分の活動を有意義なものにしないのか
    2 生徒が自分自身を作品に込められるように教える
    3 トピックの選択
    4 見本を分析する
    5 作品をよりよくするためのフィードバック
    6 活動のプロセスを段階分けする
    7 まとめと次章の予告
    第7章 生徒と一緒に考える成功の定義
    1 授業で成功できていることに気づく
    2 ルーブリックを使う
    3 生徒の人間性を尊重するフィードバック
    4 私たちに共通する人間性を求めて
    5 まとめと次章の予告
    PARTⅢ 一緒に夢中になる
    第8章 敬意をもった話し合い
    1 積極的に敬意を示す話し合いの特徴
    2 これまでのクラス全体での話し合い
    3 これからの話し合いの進め方
    4 話し合いの規範を確立する
    5 積極的な敬意を高める話し合いを演出する
    6 ペアや小グループでの敬意をもった話し合いの枠組み
    7 まとめと次章の予告
    第9章 協働して取り組むための手順
    1 プロジェクト・ベースの協働
    2 協働のプロジェクトのための関係面に特化した手順
    3 探究ベースの協働
    4 協働的な探究のための手順
    5 まとめと次章の予告
    第10章  学びの価値を理解する振り返り
    1 振り返りの目的
    2 授業終了時の振り返りチェックイン
    3 単元または学期末の振り返り
    4 「超越的な自己」とコミュニティー
    おわりに——業務と仕事の違い
    文 献
    訳者あとがき
    索 引

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