デジタル社会の学びのかたちVer.2

デジタル社会の学びのかたちVer.2

出版社: 北大路書房
著者: A.コリンズ、R.ハルバーソン、稲垣 忠
  • 遠隔学習や,生徒に個別最適化された学習を可能たらしめるテクノロジを,公教育にどう導入し活用できるか。建設的な議論を提供。
  • テクノロジの活用は,遠隔学習や,生徒個々のニーズ・能力に最適な教育のカスタマイズを可能たらしめ,21世紀型スキル習得の橋渡しにもなる。公教育制度下でどう積極的に導入できるか。2009年の初版本を,北米における現在のデジタルメディア環境に即した内容へと一新。全ての教師たちの建設的な議論のために。
  • 推薦のことば
    第二版への序文
    謝辞
    前書き(第二版)
    1章 どのように教育は変わろうとしているのか
    1 本書の構成
    2章 テクノロジ推進派の意見
    1 変化する世界
    2 学習者を教育する能力の拡張
    3 推進派の考える学校ビジョン
    3章 テクノロジ懐疑派の意見
    1 硬直化はなぜ起こるか?
    2 なぜ教育改革は失敗するのか
    3 学校におけるテクノロジ活用をはばむもの
    4 まとめ:学校とテクノロジの矛盾 
    5 テクノロジ懐疑派の考える学校ビジョン
    4章 アメリカにおける学校教育の発達
    1 徒弟制から公教育制度へ
    2 アメリカにおける公教育制度の確立
    3 学校制度の進化 
    4 学校に対する要求はどのように変わったか
    5 革命のサイクル
    5章 新しい制度(システム)の芽生え
    1 学校の学びを支援するシーズ
    2 関心に基づく学習環境の地平
    3 結論
    6章 教育における3つの時代の変化
    1 責任:保護者から政府へ そして学習者自身と保護者へ
    2 期待:社会的再生産から全員の成功へ そして個人の選択へ
    3 内容:実用的スキルから学問的知識へ そして学び方の学習へ
    4 方法:徒弟制から講義形式へ そして相互作用へ
    5 評価:観察からペーパーテストへ そして状況に埋め込まれた評価へ
    6 場所:家庭から学校へ そしてどんな場所でも
    7 文化:大人文化から仲間文化へ そして年齢ミックス文化へ
    8 関係性:個人的結びつきから権威者へ そしてコンピュータを介した相互作用へ
    9 教育における重大な変化
    7章 失われるもの、得られるもの
    1 失われると思われること
    2 得られると思われること
    3 希望を実現しながら、危険を軽減する
    8章 学校はどうすれば新たなテクノロジとつきあえるのか
    1 パフォーマンスに基づく評価
    2 新しいカリキュラム・デザイン
    3 デジタル世界における公平さへの新しいアプローチ
    9章 結局、何がいいたいのか?
    1 子どもたちは、テクノロジから何を学んでいるか?
    2 テクノロジは、子どもたちの「社会生活と学び」をどのように変えてきたのか?
    3 私たちをどこに導こうとしているのか?
    10章 テクノロジ世界のなかで教育を再考する
    1 学ぶことの再考
    2 モチベーションの再考
    3 学ぶべきことの再考
    4 キャリアの再考
    5 学びと仕事の間での移行の再考
    6 教育のリーダーシップの再考
    7 教育における政府の役割の再考
    8 私たちの将来ビジョン
    座談会
    訳者あとがき
    文献

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