それでもあなたを「赦す」と言う

それでもあなたを「赦す」と言う

出版社: 亜紀書房
著者: ジェニファー・ベリー・ホーズ、仁木 めぐみ
  • 愛する家族の命を奪われた遺族が、犯人を「赦す」と言った。その社会背景と重い決断の裏側に迫るノンフィクション。
  •  
    【推薦!】
    77発の銃弾が9人を殺戮。戦慄の果てに希望は見えるか。
    ——保坂展人氏(『相模原事件とヘイトスクラム』著者、世田谷区長)

    家族を殺した男をあなたは赦せますか?
    ——高橋ユキ氏(『つけびの村』著者)
     
     
     
    2015年6月17日、アメリカ南部・チャールストンの由緒ある教会で事件は起きた。
    「チャールストン教会銃乱射事件」である。
     
    その日の夜、男は、毎週水曜日恒例の聖書勉強会に参加していた黒人信徒に向け銃を乱射。参加者12人のうち9人が死亡した。
    ——それはインターネットで仕入れた差別思想に影響を受けての凶行だった。
     
    だが、事件後早々、生存者と遺族は犯人に対し「あなたを赦します」と発言。
    全米を震撼させた理不尽な動機による大量殺人事件は、この発言によってさらに注目を集めることになった。
     
     
    克明にあぶり出される事件の一部始終、耳を疑うほどの犯行動機の論理破綻、ネットをきっかけにヘイトスクラム(憎悪犯罪)が生まれる過程、そして、残された人々の尽きせぬ悲しみの軌跡……。
    ——ピュリッツァー賞を受賞した地元紙の記者が生々しく描き出した、第一級のノンフィクション。
     
     
     
    【目次】
    プロローグ
    第一部 邪悪な存在と目が合った
    第二部 癒しを求めて
    第三部 真相が明るみに出る
    エピローグ
    弔辞——クレメンタ・ピンクニー師に宛てたアメリカ合衆国大統領による追悼演説
    謝辞
    訳者あとがき
  • プロローグ
    第一部 邪悪な存在と目が合った
    第二部 癒しを求めて
    第三部 真相が明るみに出る
    エピローグ
    弔辞——クレメンタ・ピンクニー師に宛てたアメリカ合衆国大統領による追悼演説
    謝辞
    訳者あとがき

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