世界神学をめざして 信仰と宗教学の対話
出版社: 明石書店
- 世界的な宗教学者キャントウェル・スミスが宗教紛争の絶えない世界にあって、異なる宗教の共存と相互理解のために比較宗教学の新たな理論的な枠組み提示し、諸宗教が共有しうる「世界神学」を提唱。中村廣治郎氏による待望の日本語翻訳。
- 謝辞
第一部 宗教学──歴史的
第一章 単数形の宗教学
第二章 プロセスへの参加としての宗教生活
第二部 宗教学──学術的・理性的
第三章 序説――宗教と人間の概念化
第四章 人間的知の形式としての自己意識(一)
(一)一般的――客観性と人間的科学
第五章 人間的知の形式としての自己意識(二)
(二)宗教の場
第三部 宗教学──神学的
第六章 比較宗教の「キリスト教」神学?
第七章 イスラーム? ヒンドゥー教? ユダヤ教? 仏教?――特にキリスト教以外の共同体との関連における比較宗教の神学
第八章 われわれの中のキリスト教徒にとっての比較宗教の神学
第九章 中間的結論
原註
訳註
訳者あとがき