
俺のがヤバイ 増補新版
出版社: 筑摩書房
- 疾走する文体、突き刺さる言葉、泣いて笑ってアツくなれ! MOROHAのMCによるエッセイ集に後日談を大幅増補して文庫化。解説 小原晩
- 2016年、駆け出しのラッパーによるエッセイ集『俺のがヤバイ』が出版された。そこに記されていたのは、音楽に託した野心や儚い恋の記憶、思索と痩せ我慢の日々だった。その後、彼は日本武道館での単独ライブを成し遂げる。だが2024年の年末、バンドは活動を休止──。本書は『俺のがヤバイ』に、現時点から見つめる過去、現在、未来について加筆した一冊である。
解説 小原晩
カバーデザイン 木庭貴信(オクターヴ)
カバー装画 魚乃目三太 - はじめに
「ファック・ザ・ポリス!!」
「縦∞(アンリミテツド)」誕生
音楽で成功する
今日の空振り
「THE 東京」
はじめてのCD
フードファイターとカトパン
裕子ちゃんに告白
「午前2時半の純情商店街」
あれもこれも歌えない
カリスマ、故郷に帰る
ファッションモンスター
ヒップホップ・イズ・デッド!!
「補欠の先輩」と「レギュラーの後輩」
結婚式で完敗
こんな拍手を
クソの仕事
俺の方言
魔性の香り
そんなバナナ
お札をベトベト
ラッパーの息子
敵は自分自身だ
音楽の価値をゼロにすること
目的は自分自身の復興
勇気のない自分に打ち勝つ姿
解説 ほんとうのアフロさん 小原晩
