昭和史講義【戦前文化人篇】

昭和史講義【戦前文化人篇】

出版社: 筑摩書房
著者: 筒井 清忠
  • 柳田、大拙、和辻ら知識人から谷崎、乱歩、保田與重郎ら文人まで。彼らは戦前期をどう生きたか。最新の知見でその人物像を描く。
  • 柳田、大拙、和辻ら近代日本の代表的知性から谷崎、乱歩、保田與重郎ら文人まで、文化人たちは昭和戦前期をいかに生きたか。最新の知見でその人物像を描き出す。
  • まえがき 筒井清忠
    1 石橋湛山―言論人から政治家へ 牧野邦昭
    2 和辻哲郎―人間と「行為」の哲学 苅部直
    3 鈴木大拙―禅を世界に広めた国際人 佐々木閑
    4 柳田国男―失われた共産制を求めて 赤坂憲雄
    5 谷崎潤一郎―「今の政に従う者は殆うし」 千葉俊二
    6 保田與重郎―「偉大な敗北」に殉じた文人 前田雅之
    7 江戸川乱歩―『探偵小説四十年』という迷宮 藤井淑禎
    8 中里介山―「戦争協力」の空気に飲まれなかった文学者 伊東祐吏
    9 長谷川伸―地中の「紙碑」 牧野悠
    10 吉屋信子―女たちのための物語 竹田志保
    11 林芙美子―大衆の時代の人気作家 川本三郎
    12 藤田嗣治―早すぎた「越境」者の光と影 林洋子
    13 田河水泡―「笑い」を追求した漫画家 萩原由加里
    14 伊東忠太―エンタシスという幻想 井上章一
    15 山田耕筰―交響曲作家から歌劇作家へ 片山杜秀
    16 西條八十―大衆の抒情のために生きた知識人 筒井清忠

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