UP  plus コロナ以後の東アジア

UP plus コロナ以後の東アジア

出版社: 東京大学出版会
著者: 東大社研現代中国研究拠点
  • 2020年,世界は新型コロナウイルス感染症(COVID19)のパンデミックによって大きく変化した.新型コロナウイルス感染症がいち早く発見された,中国はどのように感染症に対応したのだろうか? 中国,台湾,香港,韓国,そして東南アジアがいまどのような状況にあるのかをそれぞれの第一線の研究者が分析する.
  • I 総論
       コロナ以後のアジア――二〇二〇年上半期の複眼的記録(伊藤亜聖)
       アジアとコロナ危機――アジア通貨危機との比較(末廣 昭)
    II 日本・韓国
       新型コロナウイルス感染拡大の訪日観光への影響
        ――インバウンドブームからコロナショックへ(宮島良明)
       韓国は新型コロナウイルスにどう対応したか?(金 明中)
    III 中国
       アフターコロナの中国政治社会――聞こえてきた「前進」の地響き(朱 建榮)
       コロナ危機をチャンスに変えようと模索する中国(丸川知雄)
       中国深圳の製造現場でみたコロナ危機と復旧(藤岡淳一)
       中国にとっての新型肺炎の「衝撃」と対米関係(川島 真)
    IV 香港
       加速する香港民主化運動の「新冷戦化」
        ――コロナ禍と香港「国家安全維持法」(倉田 徹)
       国家安全と民主主義の相克
        ――新型コロナウイルスと香港問題を通して考える(阿古智子) 
    V 台湾
       新型コロナウイルス対策の封じ込めで増した台湾の存在感(福岡静哉)
       苦悩のもとはウイルスか,米中対立か
        ――台湾経済の立て直しと台湾企業の軌道修正(佐藤幸人)
       台湾のコロナ対策成功で変わる台湾海峡の力学(松田康博)
    VI 東南アジア
       コロナショックと中国・ASEAN関係(畢 世鴻) 
       ベトナムとタイにおけるコロナショックの影響(坂田正三)
    あとがき

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