バンヤンの木の下で
出版社: 木立の文庫
- 神戸生れのインド人エディは、ストリート生活で放浪し、麻薬に手を染めていく――破天荒の半生を、幼なじみの心理療法家が追体験。
- ノンフィクション時代小説。神戸生れのインド人ハーフのエディは、放逐され、初めての祖国をストリート生活で放浪し、やがて麻薬・犯罪に手を染めていく。――そんな破天荒の半生を、幼なじみの心理療法家のアキラが追体験。
- ノンフィクション“追体験小説”
時は1970年代初頭、神戸からインドにおくられ、その祖父宅からも家出した非行少年エディは、like a rolling stone――転がり落ちる石のように――ヒッピーにハシーシを売りながらインド各地やネパール、中東を経て北欧まで自分さがしの旅へ。
しかし、ヘロインに手を出してからの墜落は早い。
犯罪、麻薬中毒の魔の手から人間復活のためにエディが選んだ道とは?
――幼なじみアキラとの交差が描いた稀有なる“追体験小説”。 - プロローグ
この下り傾斜の港町にて: 第一章
人生の新しい扉: 第二章
巡礼の旅人たち: 第三章
居場所の幻想: 第四章
デッドエンドの向こう側: 第五章
エピローグ
もうひとつのエピローグ