法王フランシスコの「核なき世界」
出版社: dZERO
- 法王は核なき世界は「実現できる」と明言し、「使用」のみならず「保有」をも明確に非難した。日本人記者による唯一の法王来日記録。
- 「核廃絶」への無関心と諦観が漂う今、法王フランシスコは長崎と広島を訪れ、核なき世界は「実現できる」と明言し「保有」をも明確に非難した。法王訪日に同行した記者が、法王訪日の背景と意味を詳細に読み解いた貴重な記録。
- 唯一の被爆国である日本においてさえも、
「核廃絶」に対する無関心と諦観が漂っている。
そのようななか、ローマ法王フランシスコは長崎と広島を訪れ、
核なき世界は「実現できる」と明言し、
「使用」のみならず「保有」をも明確に非難した。
法王はなぜいま訪日を強く望み、被爆地に足を運んだのか。
その背景と意味は何だったのか。
ローマ駐在の日本人記者が訪日を同行取材し、
法王発言をつぶさに読み解いた貴重な記録。 - 第一章 訪日にかける意気込み
第二章 欧州中心主義からの脱却
第三章 長崎から発した「核なき世界は実現できる」
第四章 広島から発した「核兵器保有も倫理に反する」
第五章 原発、難民受け入れ、死刑制度
第六章 核兵器保有国へのインパクト
付 録 長崎・広島・東京での演説[全文]