瑠美子、君がいたから
出版社: 亜璃西社
- 肺腺がんが脳へ転移し、がん性髄膜炎となった妻。その病状を克明に記録すると共に、出会いから看取りまでを綴った亡き妻への鎮魂歌。
- 肺腺がん(肺がんの一種)が脳へ転移し「がん性髄膜炎」となった妻。患者や患者の家族が知りたい、症例の少ないがん性髄膜炎の病状を克明に記録するとともに、最愛の人との出会いから看取りまでを綴った、亡き妻への鎮魂歌。
- 肺腺がん(肺がんの一種)が脳へ転移し「がん性髄膜炎」となった妻。そこから始まった、緩和ケア病棟での233日間におよぶ孤独な闘い――。患者や患者の家族が知りたい、症例の少ない「がん性髄膜炎」の病状を克明に記録するとともに、最愛の人との出会いから看取りまでを綴った、亡き妻への鎮魂歌(レクイエム)。
- 序 章
緩和ケア病棟での闘病──ハロウィンの飾りつけ
吸引
第一章 出会い
二人の出会い
結婚
札幌での新婚生活
東京での新しい生活
大阪での生活
第二章 ケ ン
ロサンゼルスへの赴任
ケンとの出会い
瑠美子のロス生活
日本への帰国
日本での生活始まる
手賀沼のケン
第三章 発 病
レントゲン写真の影─2013年6月
手術始まる─2014年2月
がんと向き合う─2014年2月から2016年8月
がん性髄膜炎の進行─2016年9月から12月
髄液の検査入院─2016年12月から2017年3月
自宅での看病(一)─2017年3月から5月
自宅での看病(二)─2017年5月
第四章 闘 病
五本松公園の散歩─2017年6月
緩和ケア病棟への入院
緩和ケア病棟での看病
朋有り、遠方より来る
瑠美子との会話
新たな決意
第五章 病 室
後ろ髪をひかれる思い
入院費用の請求書
入院百日目の病室で
出勤の日の出来事
柔軟体操の効果
瑠美子の人柄
二人だけのクリスマス─2017年12月
第六章 想 い
入院して百八十日目─2018年1月中旬
瑠美子への想いと瑠美子の想い
入院二百日目にして思うこと─2018年2月
早朝の緩和ケア病棟
一般病棟への扉
緩和ケア病棟からの退院
第七章 別 れ
瑠美子からの感謝の会(一)─2018年6月
瑠美子からの感謝の会(二)
瑠美子からの感謝の会(三)
北海道への旅
グルッペの文集
終 章
お墓参り
あとがき