父と子の絆
出版社: アルテスパブリッシング
- ひとり出版社・夏葉社を営む著者は38歳で初めて父親となった。子どもがいる日々の暮らしと親の思いを綴った愛情あふれるエッセイ。
- ひとり出版社・夏葉社を営み、著作にもファンの多い島田潤一郎は、38歳で初めて父親となった。子どもがいる日々の暮らしと仕事、親としての思いを綴った愛情あふれるエッセイ。会員限定メルマガでの連載の書籍化です。
- ぼくは息子を腕に抱かせてもらい、
目の開いていないその子をじっと眺めた。
ようこそ。ようこそ。この世界へ。
「日曜日の昼に、生後七日目の赤ん坊がぼくの家にやってきた。
それから、人生がガラリと変わった」
──ひとり出版社・夏葉社を吉祥寺で営み、
著作にもファンの多い島田潤一郎が、
幼きものに寄せるあたたかな眼差しと言葉たち。
「泣かないで。ちゃんとまわりを見て。こんにちはと言って。
ありがとうと言って。ぼくたちの心の中には願いしかない。」
──本書「息子とサツマイモ」より - 息子とサツマイモ
1
ようこそ、この世界へ
Her Majesty
小さな舌
噂はほんとだったんだね
親の願い
赤ん坊と後輩(上)
赤ん坊と後輩(下)
死ぬことと、生きること
本という友人
「かっこよさ」について
おもちゃを買う
あいうえお
さよなら、SNS
2
愛おしい時間
五時間労働
ある訃報
風邪
多様性について
よみうりランド
兄と妹
年末年始はつらいよ
青春の終わり
息子にのぞむのは
入園式
その後の日記
あとがき