猫と偶然
出版社: 作品社
- 「いささか大げさに述べるなら、猫にはどこかしら永遠性みたいな雰囲気がまとわりついている。猫の尊大さも気まぐれさも、永遠性とペアになっているからこそわたしたちはそれを魅力と感じているのではないだろうか」(本文より)。
愛猫との心安らぐ日々、猫が現れる文芸作品、そして紡がれる詩的連想……。〈猫〉はさまざまに姿を変えて、わたしたちの日常や心の世界を自由自在に駆け巡り、ときには現実離れした感覚までをも与えてくれる。
精神病理の解説から、含蓄ある評論、小説の執筆まで、人間心理の深奥に迫る表現を続けてきた著者だからこそ描ける、猫と人間の美しくも、ちょっと不思議な断章集。 - 猫と電送機
百科事典
四コマ漫画/透明猫
なにもしない
猫の命日
帽子
四コマ漫画/象(エレファント)
電気
H・P・ラヴクラフト小伝
猫の名前、猫の永遠
エレジー elegy
深大寺
足の甲
迂遠な話
heaven
四コマ漫画/宇宙人来襲
日記
猫、写真史、腹話術人形
世界の肌触り
視力表
ブックストア猫
詩人S、ビートニク
四コマ漫画/腕
猫・勾玉
ブラックキャット
黒い招き猫
歓声
ハーフ&ハーフ
内なる旅
寂しい心
背中
電波
時間が見える
エスペラント語
四コマ漫画/宝石
跋