女同士の絆 レズビアン文学の行方
出版社: 彩流社
- 英米カナダ文学から見るレズビアン文学入門!『赤毛のアン』『カラー・パープル』などからその文学空間の豊穣でしなやかな絆に誘う。
- 英米カナダ文学から見るレズビアン文学入門!『赤毛のアン』『カラー・パープル』などの作品論から映画化等多様な形態に至るレズビアン文学空間のしなやかな絆に誘う。「主要レズビアン小説リスト(1816年から現代まで)…
- 19世紀〜現代までの英米カナダ文学作品にみる
「レズビアン表象」の変遷、レズビアン文学ブックガイド!
『赤毛のアン』『キャロル』『カラー・パープル』
『めぐりあう時間たち』『半身』等の作品論のほか、
コラムとして、映画のアダプテーションやエポック・メイキング小説も
取り上げ、英米カナダのレズビアン文学を紹介します。
「主要レズビアン小説選書リスト(1816〜2019)」付。
【取り上げる主な作品】
コールリッジ「クリスタベル」/モンゴメリ『赤毛のアン』
ハイスミス『キャロル』/ウォーカー『カラー・パープル』
フラッグ『フライド・グリーン・トマト』
マーラット「母親語で物思う」
マクドナルド『おやすみデズデモーナ(おはようジュリエット)』
ケイ『トランペット』/カニンガム『めぐりあう時間たち』
ウォーターズ『半身』
【取り上げる主な映画】
『バンパイア・ラヴァーズ』/『赤毛のアン』/『噂の二人』
『カラー・パープル』/『フライド・グリーン・トマト』
『オルランド』/『アルバート氏の人生』/『めぐりあう時間たち』
『アフィニティ』/『お嬢さん』 - 序章 レズビアン文学批評概観
第1章 怪物としてのレズビアン
第2章 女同士の友情
第3章 レズビアンの自認
第4章 レズビアン的繋がり
第5章 レズビアン・リアリティを創る言語
第6章 クィアなパフォーマンス
第7章 レズビアン・アダプテーション
第8章 レズビアン・ミステリー