ホハレ峠

ホハレ峠

出版社: 彩流社
著者: 大西 暢夫
  • 映画『水になった村』監督が描く、ダムに沈んだ徳山村最後の一人であった女性(ババ)の生きた記憶を辿る、胸ゆさぶられる民衆史
  • 日本最大のダムに沈んだ村、岐阜県徳山村の最奥の集落に、最後の一人になっても暮らし続けた女性(ばば)がいた。奉公、集団就職、北海道開拓、戦争、高度経済成長…時代を超えて大地に根を張り生き続けた民衆の歴史を辿る。
  • 日本最大のダムに沈んだ村、岐阜県徳山村の最奥の集落に、
    最後の一人になっても暮らし続けた女性(ばば)がいた。
    奉公、集団就職、北海道開拓、戦争、高度経済成長、開発……
    時代を超えて大地に根を張り生きた理由とは。
    足跡をたどり出会った人たちの話から見えてきた
    胸をゆさぶられる民衆の100年の歴史――。
    映画『水になった村』(第16回地球環境映像際最優秀賞受賞。
    書籍、情報センター出版局刊)監督の最新刊!
  •  プロローグ
    第Ⅰ部 日本一のダムができるまで
      廣瀬ゆきえさんとの出会い
      徳山村、最後の住人の最後の日
      徳山ダム試験湛水
      静かな移転地
    第Ⅱ部 徳山村、百年の軌跡
      廣瀬ゆきえ 幼年期
        門入での家族
        徳山小学校門入分校
        「綴り方」教室
        「頼母子」の相互扶助
        
        二泊三日の運動会
      はじめての滋賀県。海を見た
        養蚕と麻の栽培
        一四歳で夜中にホハレ峠を越える
        ボッカの大男
      はじめての巨大紡績工場へ
      結婚―開拓の地、北海道真狩村へ
      今井磯雄・敏子夫婦との出会い
      長男・陸男
      開拓団長・今井茂八に札幌で会えた
      国営のミハラ444農場へ
      橋本から廣瀬へ
      徳山村にダムがやってくる
      徳山村は命の大地
      ゆきえばばが、死んだ
     エピローグ

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