黒い雨に撃たれて 下
出版社: 慶應義塾大学出版会
- 戦争に人生を翻弄された日米双方の市井の人々の経験を、あざやかな筆致で描き出す叙事詩。
- 日系二世が直面した強制収容、人種差別やアイデンティティ・シフト、従軍した日系人の戦争協力、原爆投下によって壊滅的被害を受けた広島。戦争に人生を翻弄された日米双方の市井の人々の経験をあざやかな筆致で描く叙事詩。
- ▼運命の日への序曲
日系二世が直面した強制収容、人種差別やアイデンティティ・シフト、
従軍した日系人の戦争協力、原爆投下によって壊滅的被害を受けた広島――。
戦争に人生を翻弄された日米双方の市井の人々の経験を、あざやかな筆致で描き出す叙事詩。 - Ⅳ 太平洋における戦い
17 初(しょ)っ端(ぱな)から疑われる
18 タイプライターを持って前線へ
19 桜の季節も忘れて
20 ニューギニアに耐える
21 ピアスの執行猶予
Ⅴ 運命の日への序曲
22 サルミでの驚くべき遭遇
23 ジャングルでの遅々とした変化
24 赤紙(アカガミ)
25 フィリピンでの極限状態
26 戦う兄弟
27 原子爆弾
Ⅵ 余波
28 ほろ苦い再会
29 心乱す一通の手紙
30 平和、そして贖罪
エピローグ ホノルルでの静穏な日々
謝辞
訳者あとがき
一次資料
原註