台湾男子簡阿淘(チェンアタオ)

台湾男子簡阿淘(チェンアタオ)

出版社: 法政大学出版局
著者: 葉石涛、西田 勝
  • 戦後台湾、二二八事件に端を発する白色テロ時代のさまざまな局面を見事に描き出して、その全貌を浮かび上がらせた長篇小説集。
  • 戦後台湾、二二八事件に端を発する白色テロ時代のさまざまな局面を見事に描き出してその全貌を浮かび上がらせた長篇小説集。付録として著者による半生記を付す。
  • 平凡な小学校教員・簡阿淘は、突然、特務警察によって「政治犯」として逮捕され、非公開の密室裁判を経て投獄される。簡阿淘の波乱に満ちた半生を通じて、戒厳令下の台湾の人々の日常生活や社会的・政治的苦悩を鮮やかに描き出し、二二八事件に端を発する白色テロの全貌に迫った長篇小説。附録として著者自身による回想録『一台湾老朽作家の告白』などを収める。
  •  序
    夜 襲
    ピアノと犬の肉
    赤い靴

    鉄の檻の中の慕情
    鹿窟哀歌
    豚の皮を食べる日々
    邂 逅
    訊 問
    船跡なし
    密告者
     *
    一台湾老朽作家の告白
    葉石涛の私小説(Ich Roman)(西田 勝)
     訳 注
     訳者あとがき

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